歌手の松崎しげる(74)が17日放送のフジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演。虚血性心疾患のため先月17日に他界した俳優の西田敏行さん(享年76)のエピソードを明かした。
この日は西田さん、22年に他界した俳優・志垣太郎さんと駆け出しの頃から「五人会」として時間を共にした松崎、俳優の柴俊夫、田中健がそろって登場。西田さんをしのんだ。
松崎は「面白いって言っちゃいけないんだけど、なぜ真野響子さんに、僕らが出入り禁止を食らったかっていうのを…」と柴の妻・真野とのエピソードについて触れると、田中も「あれは忘れませんね」としみじみ。
ある日の深夜1時頃、西田さんが「おいマツ、お前よ、俊夫の女房の真野響子ちゃんの顔見たいよな、見たいよな」と言い出し、柴が了承、結婚したばかりの自宅を訪れた。
ペルシャじゅうたんの上に座ると、西田さんは「腹減ってるね」と言い出し、真野がうどんを作ってくれたのだという。それでうどんを渡されると、西田さんは「おっ、いいね」と喜んだものの、うどんをこぼしてしまった。
松崎が「こうだよ、こう」とうどんを拾う西田さんのマネをしてみせると、田中は「そうそう、じゅうたんの上にね」と回顧。柴は「そう。うちの家宝の上に…」と苦笑した。