歌手の松崎しげる(74)が17日放送のフジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演。虚血性心疾患のため先月17日に他界した俳優の西田敏行さん(享年76)の大ヒットドラマ撮影中の裏話を明かした。
この日は西田さん、22年に他界した俳優・志垣太郎さんと駆け出しの頃から「五人会」として時間を共にした松崎、俳優の柴俊夫、田中健がそろって登場。西田さんをしのんだ。
柴が「しかし、本当に忙しかったんだよ、皆。だって寝ないで、飲んでそのままよく行ってたんもん、にしやん」と懐かしむと、松崎は「だって『西遊記』やってる時なんか、夜の撮影ができないからって帰って来て、8時くらいに」と西田さんが雪で撮影がキャンセルとなったことがあったと回顧。
西田さんは翌朝5時に集合予定だったが「ちょっと飲むべ」と飲むことになったという。そうして明け方になり松崎が「もう行かなくちゃ。4時半だよ」と話すと、西田さんは「やべえな、5時ちょっとに行かなきゃいけないんだ」。松崎は「もう酒ブンブンなのよ」と振り返った。
松崎はさらに「大丈夫?堺(正章)さんに怒られるよ」と心配したというが、西田さんは「大丈夫、大丈夫だ。まあ豚の鼻くってくっつけちゃえばいいんだからよ」と平然と話したとした。
松崎は「もうおっさん、いいかげん」と苦笑した。