お笑いタレント・東野幸治(57)が17日、MCを務めるフジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(61)が8日に文芸春秋らを相手取った名誉毀損(きそん)の民事訴訟を取り下げたことについてコメントした。
松本は8日、吉本興業を通じて裁判「取り下げ」を発表。「これまで、松本人志は裁判を進めるなかで、関係者と協議等を続けてまいりましたが、松本が訴えている内容等に関し、強制性の有無を直接に示す物的証拠はないこと等を含めて確認いたしました。そのうえで、裁判を進めることで、これ以上、多くの方々にご負担・ご迷惑をお掛けすることは避けたいと考え、訴えを取り下げることといたしました」と思いを告白。
「松本において、かつて女性らが参加する会合に出席しておりました。参加された女性の中で不快な思いをされたり、心を痛められた方々がいらっしゃったのであれば、率直にお詫び申し上げます」と謝罪した。
お笑い芸人のバカリズムがこのコメントを「独特な文章」と指摘したうえで「(裁判を)終結させるためにここが落としどころだったんだろうなって感じますね」と見解を示した。
これに東野も「僕もそういうふうに(思う)」とコメント。「言葉、松本人志さんのコメントの中に複数の人がいてるような文章」と印象を語った。
また、東野は今回の件を受け、「裁判は取り下げになりましたけど、いろいろな意味で(松本の)復帰に向けて動き出している。それができるか、〇か×か置いておいて、動き出している」と現状について触れ、今回の騒動のあおりを受けて、活動休止や裁判をしている後輩芸人たちについても「動向を我々、注視しないといけない。この番組でも取り上げていかないといけない」と決意を示した。