元衆院議員でタレントの杉村太蔵(45)が、17日放送のテレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」(日曜正午)に出演し、全国で問題化している野犬問題について解決策を提案した。
コロナ禍以降、飼い切れなくなった犬が野に放たれて野犬化。こうした犬は人慣れしておらず、住宅地で人を襲ったり、家畜に被害を及ぼす事例が報告されている。保護に乗り出す自治体もあるが、いたちごっこが続いているという。
無責任な人間による自業自得の結果ともいえるが、杉村はこうした現状を憂慮。「ペットを飼う人は、完全に免許制にした方がいいと思うんです。免許を取るためには、ちゃんと講習を受けて。オンラインでもいい。最低でも2日でも講習を受ける。講習を受けるのに、講習料を払わなきゃいけませんからね。2万でも3万でも」と提案した。その上で、「それを財源にして、動物愛護センターもある程度、充実できる」とメリットも挙げた。
またペット税の導入も提言した。「ペット税もいいんじゃないかなと思う。固定資産税じゃないけど、ペットを飼っている人は一定の税金がかかりますよと。責任を持って」と説明。「そのくらいの財力がある方が、飼う資格があるんですよという。飼う前に、それなりの覚悟を持ってもらうために、講習をちゃんと受けさせるべきだ、ライセンス制にすべきだ、というのは僕の考えです」とまじめに訴えた。