女優の齋藤飛鳥(26)が17日、都内で行われた「ドラマ&映画『【推しの子】』(監督スミス、松本花奈)ワールドプレミア」に出席した。
アイ役を演じた齋藤。オファーを一度は辞退したという。辞退した理由を「シンプルにやりたくなくて、お断りしていた」と説明。大人気の作品を実写化するにあたり、感じるプレッシャーも大きく「私がやる必要性がないんじゃないかな」と出演決定に踏み切ることができなかったという。
だた、再度オファーの話を聞き「実写化するにあたって何を描きたいかっていうお話を具体的にいただいた時に、それが狙いなら私でも、もしかしたらアイを演じられるかもしれないなと。スタッフさんの熱意を受け取らせていただいて、ちょっと頑張ってみようかなと受けさせていただきました」と熱意に心を動かされた。
乃木坂46のメンバーとして約12年のアイドル生活を経ての、本作出演。役としてのアイドルは「相当な覚悟が必要だった」と振り返る。グループ在籍時から応援してくれていたファンに再度アイドル姿を見せる事ができ、「ファンの方がちょっと楽しんでいただけたらいいなと思っていました」と語った。
2024年8月までに、コミック累計1,800万部以上を発行。伝説的アイドル・アイの子どもとして転生する設定と、“芸能界”という複雑な世界に切り込む斬新なストーリーが、幅広い世代に話題沸騰となった。今回、ドラマシリーズと映画で実写映像化し、世界へ配信する初めての試みに挑む。ドラマシリーズをPrime Videoにて28日21時よりプライム会員向けに世界独占配信、その続きとなる映画「【推しの子】-The Final Act-」が12月20日より全国公開となる。
この日、主演・アクアを演じる櫻井海音、齋藤飛鳥らをはじめ豪華キャスト12名が集結。中央のステージから四方に広がるランウェイを紹介を受けたキャスト一人ずつが歩いて、登場。目の前をキャストが通り、ライブ会場を彷彿させるような超豪華特別ステージに400人を超える観客は大興奮で、大盛り上がりをみせた。