◇ラグビー関東大学対抗戦Aグループ 明大28―48帝京大(2024年11月17日 東京・秩父宮ラグビー場)
ここまで5戦全勝だった明大は帝京大に28―48(前半7―33)で完敗し、今季初黒星を喫した。優勝争いからは一歩後退。対抗戦は定期戦として節目の通算100回目となる早大戦(12月1日、東京・国立競技場)を残すのみとなった。
神鳥裕之監督は試合後会見で開口一番、「帝京大学さんの気迫と勢いにやられた。今日は(相手が)全て上回った」と認めた。マイボールのキックオフで始まった試合はいきなり大外を攻め込まれ、前半だけで5トライを許す最悪のスタート。接点の攻防やエリアマネジメントは常に劣勢で、No・8木戸大士郎主将(4年)も「ディフェンは後手に回った」と振り返った。
対抗戦での自力優勝の可能性はなくなったが、すでに大学選手権への進出は決めている。神鳥監督は「シーズンは終わってない。次に向かって立て直して、この敗戦を糧に成長したい」と気持ちを入れ直していた。