◇WBSCプレミア12 1次ラウンドB組第4戦 日本―キューバ(2024年11月17日 天母)
キューバの1番打者の姿にネットがざわついた。
プレーボールと同時に左打席に入ったのはロエル・サントス外野手(37)。
2017年シーズン途中でロッテに加入した。サントスが不運だったのは、当時のロッテはデスパイネが抜けた後で得点力不足が深刻で、長打を打てる外国人を求めていた。
そこに新加入したのが打席の中で走り打ちで有名になったキューバ代表のサントス。スピードが売りの外野手で、もともと加入は決まっていたが、フロントが「大砲獲り」を約束した直後の最悪のタイミングでの入団。「4番打者をお願いしたら走り打ちが来た」と揶揄(やゆ)された。
結局、66試合に出場したがその年のオフに解雇となった。
ネットでは「サントスってあのサントスか」「走りうちのサントスまだ代表やってんのかよ」「サントスもう37か」と、ロッテファンを中心に懐かしんだ。