◇東都大学野球1部、2部入れ替え戦2回戦 東洋大19-2東農大(2024年11月17日 神宮)
2回戦が行われ、2部1位の東洋大が、1部6位の東農大に19―2で大勝。2連勝で昨秋以来、3季ぶりの1部復帰を決めた。ソフトバンクからドラフト6位指名を受けた最速153キロ右腕・岩崎峻典(しゅんすけ)投手(4年)は先発して5回2失点と力投。打線も初回から8得点するなど16安打とつながった。東農大は今秋、93年秋以来31年ぶりに1部復帰したが、即降格となった。
東洋大は圧勝で1部復帰を決めた。先発したエース・岩崎は5回6安打2失点と力投。本調子ではなかったが得意のカットボールを効果的に使って試合をつくり「最後は寂しい気持ちもあったが、好きなマウンドで楽しく投げられた」と大学ラスト登板を振り返った。分厚い選手層を誇るソフトバンクで目指す将来像は「誰からも信頼される投手になる」。1部復帰を置き土産に、堂々とプロの世界へ飛び込む。