タレント石原良純(62)が、16日に放送されたMBSテレビ「痛快!明石家電視台」(土曜後3・00)にゲスト出演。21年ぶりの出演となった同番組で、元東京都知事で22年に亡くなった石原慎太郎さんとの思い出を語った。
慎太郎さんを父に持つ良純に対して、視聴者から「他の家庭と違うな、と思ったことは?」との質問が出た。良純は「全然、違いますから」と即答。「よく子供は言うじゃないですか。“○○くんの家ではこんなことしないよ”とか。“うちはうちです”と母親も言っていた」と、他の家では考えられないことが多々あったと明かした。
理由について良純は「なんでかと言ったら、親父が全部正しい」と一言。これには明石家さんまも「明治の家みたいやな」と笑った。
例えば、として振り返る。「正月に旅行に行った。親父が現地に着いた。“つまらない”“帰る”って言うんです」と話すと、さんまも「慎太郎さんらしいな」としみじみ。
12月30日から1月2日までの3泊4日の温泉旅行を例に挙げ「30日に泊まったら、つまらないから帰るって言う」と、慎太郎さんの思い出を語ると、共演者らは理解できず、きょとんとなった。
「お母さんも怒らないんですか?」との質問が出るが、良純は「怒るじゃなくて、“帰る”って言ってんだから」と当たり前のように語り、「そこが分からない!」とスタジオは爆笑となった。