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石原良純 父・慎太郎さんは子供とは一緒に食事せず 石原家の常識は非常識だった逸話を回想

スポニチアネックス 2024年11月18日 7時2分

 タレント石原良純(62)が、16日に放送されたMBSテレビ「痛快!明石家電視台」(土曜後3・00)にゲスト出演。21年ぶりの出演となった同番組で、元東京都知事で22年に亡くなった石原慎太郎さんとの思い出を語った。

 慎太郎さんを父に持つ良純に対して、視聴者から「(慎太郎さんは)子供たちと一緒にご飯食べたことない」との情報が出た。これに良純は「食べますよ。でも、小学生ぐらいまでの頃は、男兄弟4人いて、おばあちゃんとお母さんとでご飯は先に食べる。その後に、親父が1人で食べる」と回想した。

 その理由について、良純は「子供と夕飯を食べると、食べた気がしない」と慎太郎さんの心中を説明したが、共感できないスタジオはざわざわ。「飯というのは、ゆっくりとビールでも飲んで、当時だったらナイター見ながら、1人でゆっくり味わって食べる。そこにがしゃがしゃ子供がいたら、うるさい」と良純は加えた。

 とにかく、石原家は他の家庭とは「全部違った」という。2年前に慎太郎さんが亡くなる直前のこと。コロナ禍で、病院では触ることもはばかられた。ただ、仕事で病院を去る前に「こういう時は手を握るよな」と思った良純は、慎太郎さんに手を伸ばすと、「親父はパーンと手を払ったからね」と、子供の手は払いのけたという。

 それでも良純は「いいね~と思いました。払うんだ、ここは。格好いいね。目は怒っているし。“うるさい”って(目が語っていた)」と慎太郎さんの記憶をたどり、笑顔になった。

 これには明石家さんまが「それは格好いいと思えたんだ」と聞くと、良純は「そういう人だから」と一言。「でも、気が付いた。変だということに。だから、僕は思っていることは全部間違い」と、石原家の常識は世間では非常識だったと語っていた。

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