野球の国際大会「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」で韓国代表として出場しているキム・ソヒョン投手(20)が将来的にNPBでプレーする願望を持っていることを明かした。18日までに韓国メディアが報じた。
キム・ソヒョンは17日までに3試合に登板。台湾戦で1回1安打無失点に抑えると、15日の日本戦では7回2死二塁のピンチで登板し、佐野を空振り三振。イニングをまたいだ8回は紅林を見逃し三振。続く坂倉を四球で歩かせ、桑原には中前打を浴びたところで降板したものの後を継いだ投手が後続を断ち、2/3回を無失点だった。ドミニカ共和国戦も1回1/3を1安打無失点に抑え、ここまで3試合に登板し防御率0・00の成績を残している。
韓国メディア「OSEN」は、キム・ソヒョンについて「国際舞台でも通じる」と称賛した。
そして、日本戦での登板で2三振を奪い、日本のファンから注目を集めた右腕が「今後、機会があれば一度(日本のプロ野球に)行ってみたいという考えがある」と将来的にNPBでプレーしたい願望を語ったと報じた。
キム・ソヒョンは23年のドラフトで全体1位でハンファに指名を受け、プロ入り。160キロを超す剛速球が武器で今季はKBOで37試合に登板し、1勝2敗10ホールド、防御率3・76だった。
昨秋のフェニックスリーグで登板した際にも高校時代からメジャーより日本でプレーしたい考えを持っていたと「スポーツ朝鮮」が報じており、ドジャースの大谷翔平や山本由伸に憧れていることも紹介された。