元内閣官房参与で経済学者、数量政策学者、嘉悦大教授の高橋洋一氏(69)が18日、ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」(月~木曜前8・00)に出演。無所属の前職・斎藤元彦氏(47)が再選された兵庫県知事選について言及した。
斎藤氏は元尼崎市長の稲村和美氏、日本維新の会を離党した前参院議員清水貴之氏ら無所属6新人を破り再選を果たした。
選挙戦ではパワハラなどの疑惑告発文書問題で失職した斎藤氏への評価や、混乱した県政の立て直しなどが問われた中、斎藤氏はネット戦略を駆使して大きな流れを起こし、最終盤で形勢を逆転した。
高橋氏は「既存のメディアが斎藤さんをいじめたというストーリーが通っちゃって、それでなんかあれだったですねえ、途中からSNSで物凄い盛り上がっちゃって、そちらの方の動員力が物凄くなって若い人がたくさん来ちゃって、それで組織票、既存メディアに頼った対立候補の人が破れちゃった」と自身の見解を述べた。