阪神・伊藤稜投手(25)が18日、西宮市内の球団事務所で契約更改に臨み、現状維持の300万円で育成契約を交わした。
左腕の伊藤稜は育成ドラフトで入団1年目の22年12月に左肩痛の手術を受け、リハビリに取り組んできた。今季は7月7日の日本生命戦(鳴尾浜)でプロ入り後、初の対外試合に登板。以降はウエスタン・リーグで7試合に登板し、0勝1敗、防御率20・25に終わった。
「防御率が全然だめ。もう来年は投げるだけじゃだめだと思う。勝負の年だし、結果を出さないと」と更改とともに支配下登録への決意をにじませた。「すごい大事な場面で投げている」という同学年の桐敷を刺激に、150キロ復活にかける。(金額は推定)