元プロテニス選手の沢松奈生子氏(51)が18日、カンテレ「旬感LIVE とれたてっ!」(月~金後1・50)に出演。前職・斎藤元彦氏(47)が再選を果たした17日投開票の兵庫県知事選についてコメントした。
パワハラ疑惑などを巡り県議会で不信任決議を受けたが、SNSを駆使した作戦で“風”を起こし大逆転で再選。月曜レギュラーの漫才コンビ「ハイヒール」のリンゴは「イメージからいうとマイナスからのスタートで、よくここまで盛り返せるんだなっていう、それがSNSの力だというのは非常に驚きですね」と斎藤氏の“逆転劇”に驚きを口にした。
沢松氏はリンゴの言葉にうなずき、「リンゴさんがおっしゃったように皆さんの力の大きさっていうのも感じましたし、私も元兵庫県民の1人として兵庫県の選挙というものが全国に先駆けて新しい形を作った、このスタートになったんじゃないかなと思うんです」とコメント。
そして知事選の実施費用が21億円を超えることに触れ、「この選挙が始まる前にかなりのお金がかかる、結果的に21億円の予算が計上されていて“そんな選挙必要?”と思っていた1人なんですが」と当初は出直し選そのものに疑問を抱いていたという。だが「やってみてこんなにみんなが選挙に対して注目して、自分から調べようとして投票率も上がってっていうことって今までなかったので、その民意の力、これがひとつの塊になったら凄いパワーになるっていうのを私は凄く勉強させていただきました」と今では肯定的に捉えているという。
沢松氏は以前、斎藤氏と対面したことがあり、「物凄く腰の低い方」という印象を受けた。実際の印象とパワハラ疑惑が結び付かなかったそうで、「私は知事を数分お待たせしてしまったことがあって、それでもにこやかに対応してくださったので、その時出ていた報道に関して物凄い違和感、自分の中で実際にお会いしたイメージと違うので、もしこれが本当ならショックですという話をした覚えがあります」と以前の自身のコメントを振り返っていた。