元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(55)が18日、MBSテレビ「よんチャンTV」(月~金曜後3・40)に出演。無所属の前職・斎藤元彦氏(47)が再選を果たした17日投開票の兵庫県知事選についてコメントした。
斎藤氏は元尼崎市長の稲村和美氏、日本維新の会を離党した前参院議員清水貴之氏ら無所属6新人を破り再選した。111万3911票を獲得した斎藤氏に対し、次点の稲村氏は97万6637票、清水氏は25万8388票。同局の当日出口調査では、維新を支持する層のうち半数以上が斎藤氏に投票したという。
清水氏が維新所属のまま出馬していたら結果は変わっていたか?と聞かれ、「変わっていないと思う。維新の支持層は強烈な組織票じゃないので、無党派層に近いですから。今のこの状況だったら斎藤さんの方へ行っていたと思う」と推測した橋下氏。
同局の山中真アナウンサーが「専門家によっては、(維新)公認で出ていたら(斎藤氏の)この(維新支持層)分が清水さんに流れていたわけで、斎藤さんと稲村さんの順位が変わっていた可能性があるとおっしゃる人もいる」と指摘すると、橋下氏は「誰ですか?その専門家は。ここに呼んできてください」とピシャリ。
スタジオから“怖いんですけど”と突っ込まれると橋下氏も笑い、「維新の支持者はそういうものじゃありません。候補者を見て選んでいくので、今回SNSのこの状況、斎藤さんのストーリー性を考えれば、斎藤さんの方に行きますよ」と自身の見立てを披露していた。