サッカー日本代表は19日に中国・アモイで中国との26年W杯北中米大会アジア最終予選第6戦に臨む。18日には試合会場「アモイ白鷺体育場」で前日会見が行われ、森保一監督(56)とMF遠藤航(31=リバプール)が出席した。
森保監督は「みなさんこんにちは。明日の試合に向けて、インドネシアから移動してきて、昨日トレーニングを行いましたが、選手たちもいい状態をキープしてくれて、明日に向けてチームとして、準備できている。明日は思い切って、チャレンジしてほしい」と選手のコンディションに触れながら、意気込みを語った。
9月の対戦では7-0と大勝したが、油断はない。「前回は大勝したが、結果は忘れて、0-0で始まると思いで挑まないと。中国は2連勝と好調で、我々はしっかり相手のことを分析した中で、我々の良さを出せるように、試合の中で勝ち点3をつかみ取るというチャレンジの気持ちで臨まないといけない」と気を引き締めた。
会見には主将の遠藤も出席。「中国に入って、個人的にはしっかりリカバリーしていい準備できている。チームもしっかりいい準備できている。厳しい試合になると思うけど、勝ち点3取れるように頑張りたいです」と話した。
会見には中国人記者が殺到。カメラ11台が並んだ。チケットは完売しており、約6万人の大歓声が予想されている。
▽W杯アジア最終予選 18チームが3組に分かれ、各組2位までが出場権を獲得。3、4位の計6チームが2組に分かれてアジア・プレーオフを戦い、各1位が本大会出場を勝ち取り、同2位によるアジア9位決定戦を制したチームが大陸間プレーオフに進み、最大でアジアから9チームが本大会に出場する。