日本野球機構(NPB)は18日、2024年シーズンの「最優秀審判員賞」などの各賞を発表した。
◇最優秀審判員賞 敷田直人審判員(53歳=29年目)
受賞理由「29年という長きにわたる審判経験により、リーダーシップやゲームマネージメント力が増したことで、クルーチーフとしての役割が十分に発揮された。何より判定技術や正確性に安定感があり、名実ともにNPBを代表する審判員へと成長した」
◇審判員奨励賞 岩下健吾審判員(36歳=14年目)
受賞理由「卓越した技術と判断力をもって、多くの試合で素晴らしいパフォーマンスを発揮。難しい状況下でも瞬時に適切な対応を取る姿や審判員としての自己研鑽を怠らない行動は若手審判員の見本となっている」
◇ファーム優秀審判員賞 松本大輝審判員(27歳=8年目)
受賞理由「卓越した技術と強いリーダーシップで、ウエスタン・リーグ公式戦で冷静かつ的確に判定を重ね、今季は一軍での球審デビューも果たした。若手のリーダー格であり、周囲の信頼を多く集める姿も評価された」
◇ファインジャッジ賞 芦原英智審判員(40歳=16年目)、牧田匡平審判員(45歳=24年目)、市川貴之審判員(43歳=18年目)、岩下健吾審判員(36歳=14年目)