今オフ、ポスティングシステムによる大リーグ移籍を目指す中日・小笠原が18日、ナゴヤ球場で近況を明かした。同システムの申請手続き前ながら、MLB球でキャッチボールを行い、12月には自主トレを目的に渡米するなど着々と準備を進めている。
「まだ申請していないので、それからですけど。野球をやるのは変わらない。ドライブラインにも行くので、どうせ向こうの球。だったら今のうちに投げていいかと」
当面は名古屋で体づくりに励み、焦らず状況を見守る。一方で12月初旬に渡米し、大谷(ドジャース)やダルビッシュ(パドレス)らも通うトレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」も初利用する予定。米国の大物FA選手の動向次第で情勢が変わるだけに、準備だけは整えて吉報を待つ。(山添 晴治)