大リーグ機構(MLB)は18日(日本時間19日)、今季の最優秀新人を発表。ナ・リーグはパイレーツのポール・スキーンズ投手(22)が選ばれた。
昨年のMLBドラフト1巡目(全体1位)でパイレーツから指名されたスキーンズは、今年5月にメジャーデビュー。23試合に登板し11勝3敗、防御率1・96だった。
MLBネットワークの公式X(旧ツイッター)によると、全体1位指名の選手が新人王を獲得するのは、史上5人目。2000年代では2010年ブライス・ハーパー、2021年カルロス・コレア以来となった。
6月にはドジャース・大谷翔平との初対決も話題となり、第1打席は全球100マイル以上の速球を投じて空振り三振に打ち取ったが、第2打席は大谷に100・1マイル(約161・0キロ)を捉えられ、バックスクリーンにアーチを浴びた。
スキーンズはサイ・ヤング賞争いでもナ・リーグ最終候補の3人に残っている。