大リーグ機構(MLB)は18日(日本時間19日)、今季の最優秀新人を発表。ア・リーグからはヤンキースのルイス・ヒル投手(26)、ナ・リーグからはパイレーツのポール・スキーンズ投手(22)が選ばれた。
ヒルは今季29試合に登板し15勝7敗、防御率3・50。スキーンズは23試合に登板し11勝3敗、防御率1・96、球団新人では新記録となる170三振を奪った。また、170奪三振で防御率2点未満を記録した初の新人投手となった。
大リーグ公式サイト「MLB.com」によると、両リーグの新人王に先発投手が輝くのは、1981年フェルナンド・バレンズエラ(ドジャース)、デーブ・リゲッティ(ヤンキース)以来、43年ぶりという。
両リーグともに近年稀に見るハイレベルな新人王争いとなり、ヒルは1位票を15票、2位票を10票、3位票を1票集めて受賞。2位はオリオールズのコルトン・カウザーで1位票を13票、2位票を11票、3位票を3票で僅差で受賞を逃した。3位はヤンキースのオースティン・ウェルズ、4位はアスレチックスのメイソン・ミラーが入った。
スキーンズは1位票を23票、2位票を7票集めて受賞。2位はパドレスのジャクソン・メリルで1位票が7票、2位票が23票だった。3位にはブルワーズのジャクソン・チョウリオ、4位にはカブスの今永昇太が入った。