オリックスの川瀬堅斗投手(22)が19日、大阪・舞洲の球団施設で交渉し、300万円増の年俸800万円(推定)で契約更改した。今年7月30日に育成から支配下登録を勝ち取り、9月13日のソフトバンク戦では兄の川瀬晃との対決も実現。オフは地元・大分県での「兄弟自主トレ」を予定していることも明かした。
「地元で晃、兄ちゃんとやりたいなと思います。今までは育成練習があったので、12、1月を自由に過ごすオフは初めて。ちょっとだけはやっていましたけど、丸々やるのは初めてなので、兄ちゃんとやりたい」
1軍戦では中継ぎ8試合で0勝1敗、防御率3・48。一番の思い出という「兄弟対決」では、8回2死一、二塁で代打で登場した兄を直球で二ゴロに打ち取った。
来季に向けては「ゆくゆくは先発でやっていきたい。今は1軍で、中継ぎでもいろんなことを経験して、たくさん投げることが一番」と目を輝かせた。