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安住紳一郎アナ 兵庫県知事選でのSNS情報に「正しかったのかを確かめる作業も私たちはフォローして…」

スポニチアネックス 2024年11月19日 13時3分

 TBSの安住紳一郎アナウンサー(51)が19日、メインキャスターを務める朝の情報番組「THE TIME,」(月~金曜前5・20)に出演。無所属の前職・斎藤元彦氏(47)が再選された兵庫県知事選について言及した。

 斎藤氏は元尼崎市長の稲村和美氏、日本維新の会を離党した前参院議員清水貴之氏ら無所属6新人を破り再選を果たした。

 選挙戦ではパワハラなどの疑惑告発文書問題で失職した斎藤氏への評価や、混乱した県政の立て直しなどが問われた中、斎藤氏はネット戦略を駆使して大きな流れを起こし、最終盤で形勢を逆転した。

 番組では、「関心度ランキング」コーナーの3位で、兵庫県知事選を扱った。安住アナは「当選した斎藤知事は、SNSの力を感じたとコメントしましたが、そのネットの力がマイナスに働いた例も、ということかも知れません」と切り出し、「百条委員会の奥谷県議会議員ですけれども、特にSNSを中心にさまざまな批判がございました、ということで、斎藤さんを追及する側だったのである程度の批判は覚悟の上だと思いますが、その中でも誤解、思い込みによるものも少なくありません、とコメントしました」と伝えた。

 続けて「もう1人ですね。こちらの方は県議会議員、立憲民主系の議員ですが、竹内県議会議員、ネット上の誹謗中傷から家族を守るために身を引いたということで、県議会議員自体をやめることを発表しています。本人は一身上の都合という理由を表明していますが、別の委員によりますと、どうやら中傷から家族を守りたいというふうなことを考えているようだということです」と、兵庫県議会の竹内英明県議が18日に議員辞職願を議長に提出し、許可されたことも伝えた。

 さらに「もう1例ですが、選挙で敗れた稲村候補ですが、陣営が運営するXのアカウントがうその通報により2度凍結され選挙に不利に働いたとして県警に相談するということで、Xのアカウントは通報があると凍結されるということがありますが、それがどうやら組織的な一斉通報があったのではないかということです」と、知事選でのSNS関連のニュースを読み上げた。

 そのうえで、安住アナは「SNSは大変身近で便利なものですが、今回もまだ本当かうそか分からない虚実ないまぜのもの、いろいろ情報が拡散されたと思います。これからその情報が正しかったのかを確かめる作業も私たちはフォローしていかなくてはいけません」と話していた。

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