吉本新喜劇の島田珠代(54)が、19日放送の文化放送「くにまる食堂」(月~木曜前9・00)にゲスト出演。幼少期を振り返った。
この日の番組では島田の初のエッセー「悲しみは笑い飛ばせ!島田珠代の幸福論」(KADOKAWA)を元に、幼少期や仕事、恋愛、子育てなどを回想した。
酒屋を営む陽気な父、書道の師範である厳しい母の元で育った島田は、母の厳しい指導もあり書道の大会では姉とともに賞を総なめしていたという。ただ、自身の幼少期について、幼稚園の頃は家ではテレビを見てモノマネするなど明るかったが、外では「ほぼしゃべらない、口数の少ない子」で、人見知り、大人しい性格だったという。
そんな島田に転機が訪れたのは小学2年だった。書道の授業中に初老の先生が島田の書いた字を見るやいなや、その半紙を周囲の児童に見せて回り「お前ら、この字を見ろ!この字が正解だ。心がこもってるやろ!」と言ってくれたそうで、そこから「明るくなって、家でやっていたようなパロディーとかやり出して人気者になった」と素の自分を出せるようになったと明かした。
だからこそ「やっぱ褒めるって大事なんだなって。認められたじゃないけど“私、目立っていいんだ!”みたいな」と褒めることの大切さを学んだと振り返った。