巨人、オリックスで活躍した四條稔氏(58)が、元楽天監督の大久保博元氏(57)のYouTube「デーブ大久保チャンネル」に出演。高校時代に「衝撃的な速さだった」と驚かされた群馬の右腕を明かした。
現在は山梨県甲府市で野球塾「ダイヤモンドキッズ・ベースボールアカデミー」を主宰する四條氏の東海大甲府時代はエースで4番。関東大会では取手二の石田文樹(のち横浜)、1984年夏の甲子園では松山商の酒井光次郎(のち日本ハム、阪神)ら名投手としのぎを削った。
その中でも衝撃的な速さに驚かされたのは前橋工の渡辺久信(前西武GM)。「体細いのにこんなボール投げるんだ」と思ったという、
「2年のときの関東大会で前の試合で投げていた。バックネット裏から見てびっくりした」
次の対戦校の投手も速いと評判だったが、渡辺久信のボールを見た後では「全然速くねえじゃん」となったと振り返った。