女優の米倉涼子(49)が19日、都内で行われた「『劇場版ドクターX(監督田村直己)』完成披露舞台あいさつ」に出席。
銀色にきらめくロングドレスを着こなし、笑顔で登場。過去に開催されたイベントでは、先月17日に急死した西田敏行さんを思い涙していた米倉は「大門未知子を演じました米倉涼子です」とあいさつすると「今日は言えた!」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
「前回の完成披露報告会では西田さんもいたけど、久しぶりに皆と会えてうれしい思いでいっぱい」と西田さんの名前を挙げながら、喜びをかみしめた。
2012年10月より7シリーズに渡り放送されていた連続ドラマテレビ朝日系「ドクターX~外科医・大門未知子~」。大学病院の医局に属さず、孤高のフリーランスの外科医・大門未知子の活躍を描く。本作は、最終作となる。
「いよいよ最後になっちゃうのかな…と思って最後なんだなとかみしめるように撮影をしていた。体調も万全ではなかったんですけど、その場の一瞬一瞬を未知子としてかみしめながら撮影をしていた。こうやって皆さまにお披露目ができる時が来て、ファイナルと言っちゃってるという感覚が押し寄せてきています…」としみじみ。12年間過ごした大門未知子としての集大成を体現する。
この日、共演の田中圭、内田有紀、今田美桜、勝村政信、鈴木浩介、岸部一徳、染谷将太、西畑大吾、遠藤憲一、脚本の中園ミホ、田村直己監督も登壇した。