ロッテの高坂俊介球団社長が19日、千葉市内のホテルで開催された千葉県内経済界による後援会「かもめ会」の会員の集いに出席、佐々木朗希投手のポスティングシステムによるメジャー挑戦について説明した。
高坂社長は今季の応援について感謝し、「地域の方々となんとしても優勝の喜びを分かち合いたい、そういう思いでチームづくりに取り組んでおります」と強調。さらに「この話にも触れておかなければいけない」とし、佐々木のメジャー挑戦を容認することになったことを改めて報告。
「多くのファンの方々、地域の方々は、彼とともにリーグ優勝の喜びを分かち合い、その上でメジャーリーグに挑戦する彼を送り出したい、そういう思いを持たれていた方が多くいらっしゃると思います。そのような流れにならなかったことは球団として申し訳なく思っております」と謝罪した。
球団として入団時から佐々木と話し合い、球団として検討し、さまざまな影響も考慮した上で、今回の容認に至ったと説明し、「ぜひ彼には千葉ロッテ出身の選手として 来季以降メジャーリーグで大きく羽ばたいてほしいと思っております」とエールを送った。