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阪神戦力外の加治屋が楽天入団会見 中継ぎフル回転誓う「最低でも40~50試合」

スポニチアネックス 2024年11月19日 20時37分

 阪神を戦力外となり、楽天入りした加治屋蓮投手(32)が19日、仙台市内の球団事務所で入団会見に臨んだ。年俸は1600万円(推定) 

 来季で12年目を迎える右腕は「またこうして野球ができる環境を与えてくださったことに凄く感謝しています」とあいさつ。さらに「個人の目標は大きく掲げず、リーグ優勝、日本一になるチームの一員として頑張っていきたいと思います」と語気を強めた。

 中継ぎとして確実にキャリアを積んできた。13年ドラフト1位でJR九州からソフトバンクに入団。18年には72試合に登板し、日本一の原動力になった。20年オフに阪神へ移籍。昨季は51試合に登板し、チームの日本一にも貢献した。年間を通して投げ切れる体力とフォークがアピールポイント。新天地でも「最低でも40~50試合というところは(投げたい)」と話した。

 分厚い中継ぎ陣に覚悟を抱いて飛び込む。「ジャパンの試合を見ても、藤平選手や鈴木(翔)選手は本当に頼もしいと思いますし、酒居投手も残留して、強力な中継ぎ陣の中に入っていかないといけない」。その上で「自分も負けないようにやりたいですし、どん欲にいろいろなことを吸収していきたいなと思います」と語った。

 会見に同席した石井一久シニアディレクター(SD)も「まだ力はある投手と思っているので、ウチ的には必要かなと思います。今年の戦いを見てもビハインドのところでどんどん(点差が)広がってしまうので、そこをある程度食い止める役割も含め、いろいろなプランを(三木)監督が持てるんじゃないかと思います」と期待していた。

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