俳優の遠藤健一(63)19日、都内で行われた「『劇場版ドクターX(監督田村直己)』完成披露舞台あいさつ」に出席した。
権力者に絶対服従をしながら、真摯に病気と向き合う大門未知子に共感してしまう外科医・海老名敬を演じている遠藤。「裏でもみんなと話したんですけど、ファイナルつっても絶対またやるだろうな、て言ってたんですけども、やっぱやらないね」と断言。
MCを務めるテレビ朝日・大下容子アナウンサーの名を上げ「こんな大物司会がやるっていうのは、ほんとに終わるんだなっていう のがひしひしと感じました」と説明した。
「凄い人見知りなんですよ。だからね、1作品大体3か月ぐらいなんで、毎回転校生のような気分です。そういう気分で一生懸命やってんです」と意外な一面を明かした遠藤だが、「こんなに気を使わない組は俺初めてなんで、居心地いいんですね」と笑顔。
12年間作品をともに作り上げた仲間との絆は固い。「だから終わんないでほしいんだよね。何にも考えないで参加できるんで…いい組だなってほんとに思ってるんで、できればね、またやれるといいんですけども。一応ファイナルって決まっちゃったんで残念ですけど、本当に素晴らしい組でした」と感謝し、「ほんとに12年間の思いを込めてみてたんで、皆さんも熱い思いで見てください」と作品をアピールした。
この日、共演の米倉涼子、田中圭、内田有紀、今田美桜、勝村政信、鈴木浩介、岸部一徳、染谷将太、西畑大吾、脚本の中園ミホ、田村直己監督も登壇した。