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森保監督 国歌斉唱のブーイング、レーザー妨害に苦言「やめていただけたら」「健康を害することに…」

スポニチアネックス 2024年11月20日 0時4分

 ◇サッカー26年W杯北中米大会アジア最終予選C組第6戦 日本3ー1中国(2024年11月19日 中国・アモイ白鷺体育場)

 日本代表(FIFAランク15位)は19日、アウェーで中国代表(同92位)に勝利。5勝1分けで勝ち点を16に伸ばした。前半39分、左CKにFW小川航基(27=NECナイメヘン)が頭を合わせて先制。前半終了間際にも右CKからDF板倉滉(27=ボルシアMG)が頭を合わせて追加点を挙げた。後半開始直後に失点したが、同9分に小川がまたしてもヘッド弾を突き刺した。

 年内最終戦を勝利で飾ったC組首位の日本は、5勝1分けとし、勝ち点を16まで伸ばした。サウジアラビアがインドネシアに敗れたため、次戦3月20日のバーレーン戦(埼玉)で勝利すれば、8大会連続W杯出場を決まる。

 順当に勝利を収めたように見えたが、超アウェーの一戦では多くの妨害とも戦っていた。国歌斉唱ではブーイングが沸き起こり、前半途中にはGK鈴木にレーザーポインターで妨害、乱入者も現れた。中国選手の危険なラフプレーに「カンフーサッカー」が一時トレンド入りしていた。

 森保監督はこれらの行為に言及。「サポーターの皆さんも熱く戦うという姿は尊重しますが、選手たちはルールのもと、フェアに戦っていますので、お互いへの尊重という意味でも、国歌斉唱のときは、ブーイングはやめていただけたら思います」と互いのリスペクトを強調。「レーザーは、他の試合でも経験していますが、目に当たったりした場合、健康を害することにつながることもある。選手の健康を守るために、過剰な応援以外でも、やめていただけたらと思います」と語った。

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