ラグビーリーグワン1部の横浜は19日、横浜市役所で新シーズン(12月21日開幕)に向けた出陣式を行った。沢木敬介監督(49)と、SO田村優(35)、SO小倉順平(32)、WTB竹澤正祥(29)、プロップの祝原涼介(28)、SHファフ・デクラーク(33)の選手5人が出席。トークショーなどで、300人以上のファンが集まった会場を盛り上げた。
南アフリカ代表でW杯2連覇の実績を持つデクラークは、昨季4試合目となった今年1月に左膝を負傷。手術を経て長期離脱していたが、現在は「ケガは完治している」と復活をアピールした。そして開幕戦(12月22日、BL東京戦)へ向け「もし選ばれたらですけど準備は万端です」と気持ちを高めた。
約2週間前に再来日し、例年より早くチームに合流して既に練習に取り組んでいる。「プレシーズンの試合に出ることも新しい選手たちと合わせることも大事。フィジカル的にしっかりした準備ができている。シーズンが楽しみ」と話した。