オリオールズをFAとなった先発右腕、コービン・バーンズ投手(30)の獲得をめぐり、古巣のオリオールズ、ドジャースの2球団が有力候補に挙がっていると20日までに大リーグ公式サイト「MLB.com」が報じた。
バーンズは今季オ軍で32試合に先発し15勝9敗、防御率2・92で勝ち頭となった。
オリオールズは新オーナーのデイビッド・ルーベンスタイン氏が補強に積極的で、マイク・エライアスGMが「オーナーシップの変更が、我々がそれ(補強)を実行できる立場に立たせてくれた」と語り「無差別にお金を使うという意味でなく、チームにとって良い人材評価、良い長期投資を求めていく」とチームに必要な選手を取捨選択した上で補強にお金をかけるとしている。
また、FA市場で先発投手を狙っているドジャースも「ポスティングシステムで日本の天才、佐々木朗希を獲得したとしても大物先発投手との契約を目指す可能性がある」と報道。
というのもビューラー、フラハティとポストシーズンでも活躍した2人の先発がFAとなったからだ。
カーショー、グラスノー、山本由伸、ミラーはケガで今季長期間離脱、さらに大谷翔平、ゴンソリン、メイは今季1度も登板していないことから「バーンズのような一流投手が加われば、ドジャースの先発陣にさらなる安定感が加わるだろう」とした。