マンチェスターCのジョゼップ・グアルディオラ監督(53)がクラブとの契約を1年延長することに合意したと、英メディアが19日に報じた。
マンCとグアルディオラ監督が22年に結んだ現契約は今季終了までだった。同監督も退任の可能性を否定せず、今夏にはイングランド代表監督就任の可能性も報じられていた。スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」によると、マンCとの新契約には1年の延長オプションが含まれているという。
グアルディオラ監督が残留を決断した背景には、マンCのファイナンシャルフェアプレー(FFP)違反疑惑があるとみられる。09~18年に犯した115件の違反が有罪と認められれば降格処分などの厳罰も考えられるが、同監督は裁判での名誉回復に意欲を示していた。
グアルディオラ監督はバルセロナでリーグ優勝3回、欧州CL制覇2回など14冠、Bミュンヘンでリーグ優勝3回など7冠に輝き、16年にマンCの指揮官に就任。プレミアリーグで4連覇を含む優勝6回、FA杯優勝2回、欧州CL制覇1回など18のタイトルをもたらしていた。