お笑いコンビ「千原兄弟」千原せいじ(54)が、20日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。17日投開票の兵庫県知事選で再選した前職・斎藤元彦氏(47)に関する自身の発言について、「反省している」と述べた。
せいじは今年9月、斎藤氏のパワハラ問題などを巡り、日本維新の会が斎藤氏に辞任を要求したなどの報道を受け「凄い根性座ってるよね。あそこまで自分のことしか考えられへんやつというか、そもそも、誰が当選させたんやということを考えてみてください、兵庫県の人」と、YouTube内で指摘。この動画には、公開から2カ月経った現在もコメントが寄せられている。
その後、斎藤氏が再選を果たし、せいじは「新情報が続々と…」と、この2カ月間でさまざまな情報が出てきたと振り返る。スタッフから「今、斎藤さんの動画のコメント欄が、4桁越えの誹謗中傷です…」と告げられると、「なんで俺が誹謗中傷を受けなあかんねん!」と驚いた。
せいじには「謝罪しろ」などのコメントが寄せられているといい、「なんで俺が謝罪せなあかんねん。そんなもん、俺が謝ってほしい、テレビ局とか雑誌に。大恥かいとんねん、こっちは!あいつ35年も芸能界おってまだマスコミ信じてるでえ言うて」と主張。
一方で、「今回の斎藤さんに対するコメント言うたこと、俺、謝らへんけど、凄く反省してる部分もあんねん」といい「“バカは薄っぺらい正義感で発言しない”っていう。これ、見てるやつにも言えるやろ?」と吐露。「お前ら、これから俺たちバカは、薄っぺらい正義感で発言するのやめようぜ。俺はキングオブバカや。お前らもバカやから、書き込みとか、いっちょ前な事せずに、粛々と生きていこうぜ」と呼びかけた。
この動画には「『大恥かいた』って言ってくれるだけでありがたい。私も斎藤さんを悪い人だと思っていて、自分がなんか情けなかったなぁ」「薄っぺらい正義感で発言するのやめます。反省。粛々と生きて参ります」「私もバカの仲間でした。反省してます」「せいじさん素直ですね」と、さまざまなコメントが寄せられた。