オリックス・大城滉二内野手(31)が20日、大阪・舞洲の球団施設で契約更改に臨み、現状維持の4000万円でサインした。来季が2年契約の2年目となる。
今季は開幕直前に「右肩甲下筋の筋損傷」で離脱を強いられ、初昇格となった7月12日ロッテ戦では右大腿部の張りを訴え、昇格1日で無念の登録抹消に。結果的に7試合の出場にとどまった。
「開幕前に離脱して僕自身悔しい思いでしたし、沖縄の試合も参加することができずに悔いが残った」
いの一番に挙げた後悔が、5月14、15日に行われた地元・沖縄でのロッテ戦に出場できなかったこと。当時2軍でも実戦復帰に至っていなかった状況で中嶋前監督から「練習だけしに来ていいよ」と1軍合流を打診されたが、「迷ったんですけど、やっぱり試合したい気持ちがあったので」と固辞していたことを明かした。
来季も7月1、2日に沖縄で西武戦が開催予定(西武主催)。「(シーズン)100試合出場を目標にやっていきたいですし、やっぱり沖縄の試合で僕のプレーしている姿を地元の友達や親戚に見せたい思いがあります」と、来年の故郷凱旋を思い描いていた。