阪神の西勇輝投手(34)が20日、西宮市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸3億円(金額は推定)でサインした。22年オフに4年契約を結び、来季が3年目となる。
「最年長なので球団からはリーダーみたいな感じで引っ張って欲しいと言われました自分が経験したことを分かてに伝えて欲しいと」。35歳シーズンを迎える25年は藤川新監督のもと、先頭に立ってV奪回に貢献するつもりだ。
今季は6勝7敗に終わり、4年間、二桁勝利から遠ざかっているが、防御率2・24と安定感は健在。「年齢に応じて肩まわりだったり、筋肉だったり、フィジカルを今やっています。自分に合ったトレーニングを探しながらやっています。来季は今年以上の成績を出していきたい」。
プロ17年目、11月で35歳になる通算124勝右腕はまだまだ進化の途中だ。