独立リーグの九州アジアリーグの火の国サラマンダーズは20日、広島でも活躍した山口翔投手(25)の現役引退を発表した。
山口は熊本県出身で熊本工では3年春の選抜に出場。17年ドラフト2位で広島に入団。2年目の19年のヤクルト戦でプロ初勝利を挙げた。22年限りで戦力外通告を受けた。NPB通算1勝。23年から地元の火の国でプレーしていた。球団を通じてカープを戦力外となり、トライアウトを受けて最初にオファーを受けたのが火の国だったと述懐。「地元熊本のチームでもあり、まだ野球が出来る環境をつくってもらい本当にうれしかったし、感謝しかないです。どんな時でも熱い声援を下さった真っ赤なカープ、サラマンダーズファンの声援をマウンドから感じながら投げられて幸せでした」などと記した。