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保田克也VS宇津木秀が地域タイトル統一戦の計量パス 保田「泥臭くても」 宇津木は勝って「来年世界へ」

スポニチアネックス 2024年11月20日 17時50分

 ◇プロボクシングWBOアジア・パシフィック&東洋太平洋ライト級王座統一戦 保田克也(大橋)<12回戦>宇津木秀(ワタナベ)(2024年11月21日 東京・後楽園ホール)

 WBOアジア・パシフィック(AP)&東洋太平洋ライト級王座統一戦の前日計量が20日、都内で行われ、WBO-AP同級王者・保田克也(32=大橋/14勝9KO1敗)は61・1キロ、東洋太平洋同級王者・宇津木秀(30=ワタナベ/14勝12KO1敗)は61・0キロで両者ともに一発でパスした。

 2戦連続KO勝利中で4度目の防衛戦に臨む保田は「今までは防衛戦だったが今回は相手がチャンピオン。今は挑戦者のような気持ちで凄く楽しみ。勝てば日本も見えてくる」と日本王座を含めた地域タイトルの統一へ意気込んだ。

 相手の宇津木の印象については「発表会見の時よりも身長が低く感じた。減量して縮んだのかな?」とおどけながら「宇津木君は何でもできる選手だが、どう来ても対応できるように準備してきた。泥臭くても何が何でも勝つ」と力強く話した。

 対する宇津木は今年7月、5回TKO勝ちで東洋太平洋同級王座を獲得。保田戦は「デカい舞台のメインでやらせてもらえるが、そういうのはなしで保田選手に勝ちにいくことを考えたい。ベルトどうこうよりも凄く強いイメージがある選手に勝ちたい思いが強い」と闘争本能をむき出しにした。

 9月上旬には、米ラスベガスでスパーリング合宿を行い「世界を肌で感じられた」と話し、来年にも見据える世界挑戦への思いを強くした。当日は元世界2階級制覇王者の京口紘人(ワタナベ)もセコンドに入る予定だと明かし「“おまえなら勝てる。いつも通りのボクシングすれば大丈夫”と言っていただいた。めちゃめちゃ心強い」と笑顔。「まだまだここで止まっている場合ではない。世界に向けて必ずクリアしないといけないし、来年は世界に進んでいきたい」と“世界前哨戦”での快勝を誓った。

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