◇大相撲九州場所11日目(2024年11月20日 福岡国際センター)
大相撲九州場所は20日、福岡国際センターで11日目の取組が行われた。4日目から7連勝中の大関・琴桜(27=佐渡ヶ嶽部屋)は東小結・若元春(31=荒汐部屋)と対戦。押し出しで勝利し、10勝目を飾った。
結びの一番では、大関・豊昇龍が西関脇・大栄翔を押し出し、10勝目を挙げた。
3敗の新大関・大の里は1敗の東前頭6枚目・隆の勝に押し出され、4敗に後退。前日に引き続き、この日も勝ち越しとはならなかった。
東前頭6枚目・隆の勝は、大関・大の里と激突。押し出しで勝利し、1敗を死守した。
このほか1差を追う2敗勢の東前頭3枚目・阿炎は東前頭15枚目・阿武剋に押し出され、3敗目を喫した。西前頭16枚目・尊富士も西前頭8枚目・豪ノ山に押し出され、3敗に後退した。
西前頭8枚目・豪ノ山、東前頭15枚目・阿武剋、東前頭2枚目・若隆景も盤石の8勝目を挙げ、勝ち越しを決めた。
西前頭2枚目・宇良は西前頭筆頭・平戸海と対決。2度の取り直しの末、押し倒しで勝利し、3勝目を挙げた。
11日目の取組を終え、1敗で首位を走るのは琴桜、豊昇龍、隆の勝の3人。2差を追う3敗勢は尊富士、豪ノ山、阿炎、阿武剋、若隆景の5人となった。