「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」で大会連覇を目指す野球日本代表「侍ジャパン」の井端弘和監督（49）は20日、21日に東京ドームで開幕するスーパーラウンド初戦・米国戦に向けて、森下翔太外野手（24）とともに前日会見に出席した。
いよいよ大会連覇に向けたスーパーラウンドが始まる。大事な一戦となる米国戦を翌日に控え「私自身も非常に気持ちが高ぶってきていますし、選手の動きを見てまた一段と動きも良かったので、選手も気持ちが入ってきていると感じた。明日は良い試合をしたい」と普段はクールな指揮官が、熱い言葉で意気込みを語った。
先発については「高橋宏斗でいきます」と明言。「予選ラウンド、強化試合はちょっと本人にとっては不本意なピッチングだったと思うが、1年を通して素晴らしい球を投げてきた。最後の先発になると思うので、彼らしいピッチングをしてほしい」と期待を寄せた。
大会連覇を占う上で重要な一戦。「優勝は当然目指していますし、そのためにも明日の初戦は大事。明日良い形で良い準備をして臨めればいいかなと思っています」と語った井端監督は、米国について「誰というわけではなく全員。スピードがある選手、パワーがある選手がバランスよくいると思っている。そこにこちらもミスがないようにすることが大事かなと思っています」と分析していた。