オリックス・村西が、戦力外通告からはい上がる。球団から来季の育成契約を結んだことが発表され、350万円減の年俸1050万円で更改。背番号122に決まり「戦力外の覚悟もしていた。育成契約で残していただけてありがたい」と感謝を口にした。
昨年から取り組んだアンダースローにけじめをつけた。「そのままやっても気持ちがすっきりしない」。9月半ばからは従来のサイドスローに再転向。「みやざきフェニックス・リーグ」での投球が首脳陣の目に留まり、来季の日本人育成選手では唯一、秋季キャンプに参加した。
「期待に応えないといけないし、来年は勝負なので結果を残さないと」。中継ぎ一本での起用が見込まれる来季に向け、今オフは同じサイド右腕の西武・平井との合同自主トレで土台作りに励む。(阪井 日向)