◇NBA・Gリーグ ハッスル123ー118マジック(2024年11月20日)
NBAグリズリーズ下部組織メンフィス・ハッスルの河村勇輝(23)が、20日(日本時間21日)のオセオラ・マジック戦で先発出場。3本の3Pシュートを含む15得点16アシストで渡米後初のダブルダブルを達成した。チームは2連勝を飾った。
約1週間ぶりとなるGリーグの試合出場となったが、スタメンに名を連ねた河村。この日は「教育デー」と称して、多くの小学生たちが会場で観戦していた中で、チームの司令塔として第1Qから躍動した。
残り11分6秒でトップからドリブルで中央に侵入しながら、ゴール下にカッティングしてくる味方にバウンズパスでこの日初アシストを決めた。その後も味方の3Pシュートを2本アシスト。残り5分52秒には、再びドリブルで侵入しながらノールックのバウンズパスで現地実況も大興奮するアシストを決めた。その後もアシストを重ねて第1Qだけで7アシストをマークして、残り3分14秒でベンチに下がった。
第2Qはベンチスタート。残り9分3秒から途中出場すると、残り8分49秒にはトップからプルアップ3Pシュートを沈めてこの試合初得点。残り7分31秒には積極的にドライブインでゴール下に攻め込み、相手の反則を誘ってフリースローをしっかり決めた。残り4分43秒にはトップからこの日2本目となる3Pシュートを決めた。その後も2アシストを決めて前半だけで10アシストを記録した。
第3Qはスタートから出場。残り11分3秒に右ウイング付近から3Pシュートを決めて渡米後初のダブルダブルを達成した。その後も2つのアシストを決めると、残り6分17秒には積極的にドライブインして、相手の反則を誘ってフリースローを決めた。残り4分37秒には味方のレイアップシュートをアシストして、残り3分11秒でベンチに下がった。
最終クオーターはベンチスタート。残り6分53秒からコートに立つと、残り5分48秒でフリースローライン付近からプルアップのジャンプショットを沈めて、その後も1つアシストを決めた。その後も2つのアシストを決めて勝利に貢献した。
この試合は30分以上プレーして、渡米後最多となる15得点16アシストでGリーグ2戦目で渡米後初のダブルダブルを達成した。シュートは12本試投で4本成功。3Pシュートは8本試投で3本成功した。
チームは前半1点ビハインド折り返すと、後半は接戦の展開の中で最終クオーター開始早々に12ー0のランを決めて2連勝を飾った。ハッスルの次戦は22日(同23日)のマジック戦となる。