C大阪の来季新監督にアーサー・パパス氏(44)が就任することが20日までに決定的となった。
パリ五輪監督の大岩剛氏と口頭合意していたが、土壇場で破談。その後は外国人指導者をリストアップし、複数の関係者によると交渉は大詰めを迎えているという。
パパス氏はアンジェ・ポステコグルー監督(現トッテナム監督)の右腕として19年から2年間、横浜コーチで指導。21年にJ3鹿児島の監督に就任した。同年5月に家庭の事情を理由に退任したが、23年6月から指揮したブリラム(タイ)では通算32勝19分け7敗。周囲を引き込むプレゼン能力や攻撃的な戦術の落とし込みに優れ、積極的な若手起用にも定評がある。
また横浜FCのDF中村拓海(23)にも正式オファー提示し、獲得濃厚となっている。