大相撲の元関脇でタレントの豊ノ島(41)が21日、自身のインスタグラムを更新。20日に82歳で死去したことが分かった元横綱で相撲解説者の北の富士勝昭さん(本名・竹沢勝昭=たけざわ・かつあき)を追悼した。
豊ノ島は、「はぁ。一度でいいから食事をご一緒したかった。チャンスはあったけど行けなかった」とつづり、「男でも、ドキドキするほどの“色気”のある方でした!」としのんだ。
北の富士さんとの2ショットを2枚投稿し、「写真は現役の時、九州場所で天ぷら屋さんでお願いした時と断髪式の次の日に撮って頂いた一枚。」と説明。「やっぱりかっこいいです!ゆっくり休まれてください。ご冥福をお祈りします。」と追悼した。
北の富士さんは1974年7月に引退した後、年寄「井筒」を襲名。井筒部屋を起こしたが、77年の九重親方(元横綱・千代の山)の死去に伴い九重部屋を合併。師匠として千代の富士、北勝海の2横綱を育てた。
98年初場所後には理事選挙に絡む騒動もあって相撲協会を退職。同年の春場所からNHKの大相撲中継の解説者を務めた。忖度のない力士たちへの叱咤激励、的確な解説で人気に。2000年からNHK専属解説者になった元小結舞の海秀平氏とのやり取りも度々話題になっていた。