元衆院議員の金子恵美氏(46)が21日、TOKYO MX「堀潤 Live Junction」(月~金曜後6・00)にコメンテーターとして生出演し、政策活動費の廃止をめぐる自民党内の議論について私見を語った。
自民は政治改革本部の幹事会で、党から議員に支給される政策活動費を法律上廃止する方向性を確認した。使い道を公開する義務がなく、透明性が問題視されていた。今年6月に一部改正され、項目別の金額や年月について収支報告書へ記載することが義務づけられていた。
金子氏は「政策活動費の廃止というのは、方向性としては正しいというか、そういう方向に進んでいくんだろうと思いますけれども」と、廃止自体には理解を示した。
一方で、廃止によって混乱する部分も指摘する。「自民党の青年局って歴代、台湾との交流をしていたんです。外務省のお金では、日中関係に影響するので。表立って出せない分は、青年局の交流に使ったりという話もあったりする」。それだけに、「それがなくなったら、違う原資でそれをやるのか?とか、その時に何に使っていたのか、分からないままになっていていいのか」と疑問を呈した。