G大阪は21日、吹田市内で天皇杯決勝・神戸戦(23日・国立競技場)へ向けた非公開練習を行った。守備の要・DF中谷進之介は「最後は個人の戦いになる。自分が砦となるプレーを見せたい」と大迫や武藤らとの真っ向勝負を宣言した。
11月2日のルヴァン杯決勝で新たな刺激を得た。昨季まで所属した名古屋の優勝、そして2点ビハインドを追いつくなど諦めない姿勢を示した新潟。「自分ももう一度経験したいな、と強く思いました」。名古屋時代のルヴァン杯(21年)以来自身2度目のタイトルへ胸を熱くさせた。
「(神戸との)今季リーグ戦2試合でガッツリやられた印象はない。むしろ組み合えていた試合ではある。自信を持って挑みたい」
8月17日のリーグ神戸戦では試合終了間際に劇的な同点弾。そして天皇杯準決勝・横浜戦でも後半終了間際の執念ヘッドで、延長戦での逆転勝利を演出した。“終わり間際の中谷”は今やチームの大きな武器だが、まずは本職の守備。公式戦14試合ぶりの無失点で、勝機を高めていく。