女優の白石麻衣が21日、都内で行われた映画「聖☆おにいさん THE MOVIE」(監督福田雄一、来月20日公開)の完成報告会に出席した。「本当に最初から最後まで笑える素晴らしい作品になっています」とアピールした。
<神の子イエス>と<仏の悟りを開いたブッダ>が東京・立川の風呂なし6畳一間アパートで2人暮らしをしながら下界でバカンスを満喫している日常を描く、中村光氏の人気ギャグ漫画の実写映画化。白石は弁才天役を演じた。
今作で初めて福田組に参加。「楽しくて、自分の殻を破った、新しい一面が自分でも知ることができた作品」と振り返った。
台本にはないぶち切れ演技を見せていることについて「役が芸術や音楽のことになると凄い気合が入っちゃう。監督からクランクインした日に“もうとにかく大声で、それだけ!”って言っていただいたので、意識して演じたらあんな感じになった」と話した。目を見開いたり巻き舌になったりもしており、司会から普段もそのようなことをするのか聞かれると即座に「ないですね」と否定していた。