ソフトバンクの城島健司会長付特別アドバイザー兼シニアコーディネーター(48)が21日、来年1月に新設する「チーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)」への就任会見に臨んだ。以下は一問一答。
―就任を決断した時の思いは
「小久保さんが監督の間にとの思いが凄くあって。20、30年後に王さんがつくってきたホークスを未来につなげたい思いがあった」
――継承する「王イズム」とは。
「街を歩く子供の帽子を全てホークスに変えるんだと王ダイエーはスタートした。プロ野球は現場だけではない。それだけではいけない。ホークスがなぜあるのか。働いている人たちに、この組織の歴史を伝えていかないと」
――小久保監督とどう接していくか。
「ゴルフも麻雀もできていない。監督になられて忙しいので。釣りでもしてくれたら一番いいんでしょうけど。アメリカのGMはいつも監督室で話している。話す時間は多くなる」
――初仕事はFA行使の甲斐の引き留めか?
「行使は本人が決めることです。僕が残ってと言って、残るならば言いますけど。家族もいますし、しっかり決めてほしい」
――また新たな役職となるが。
「なんか横文字の長いやつでいっぱいになりましたけど。毎年変わって、長いですよね。最高野球責任者ですけど、仰々しい(笑い)。ジョーでいいから、みんな」