中日・大野が名古屋市内で契約更改交渉に臨み、減額制限(1億円超は40%)を大幅に超える1億8000万円減の年俸1億2000万円で単年契約を結んだ。
「60%ダウンです。1年間投げることを目標にスタートし、それが全くできなかった」
左肘のクリーニング手術から再起を目指した今季は、4月3日の巨人戦で5回1失点で復帰後初勝利を記録。しかし、9試合で2勝6敗、防御率4.87と精彩を欠いた。20年オフに結んだ3年契約に付帯した1年延長のオプション条項を満たした契約最終年だった。
「若い先発はたくさんいますが、“まだまだ大野いけるな”と思ってもらえるように、2月1日から、そういう姿を見せたい」と“復肩”を誓った。(湯澤 涼)