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虎のマッチになる!! 阪神ドラ4・町田隼乙 末っ子愛されキャラがトラコ人気も正捕手の座もキャッチ

スポニチアネックス 2024年11月22日 5時19分

 阪神からドラフト4位指名を受けたBC埼玉・町田隼乙捕手(21)が21日、さいたま市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金4000万円、年俸750万円で仮契約を結んだ。中学時代に友達から名付けられた愛称は「マッチ」。マッチといえば、タレント近藤真彦や元ソフトバンク・松田宣浩氏(本紙評論家)らが代表格だが、町田もその系譜を受け継ぎ、「虎のマッチ」を襲名する構えだ。

 「ほとんど(みんなからは)マッチって呼んでもらっていました。気づいたらそんな感じになっていました」

 姉2人がいる3人きょうだいの末っ子で、生粋の甘え上手。その“武器”とキャッチーな愛称を生かし、いち早くチームへの溶け込みを図る算段だ。

 「自分から積極的にいきたい。野球の話ばっかりにならないように、プライベートの会話とかも積極的にしたい」と、今秋のドラフトで上位指名された投手3人に対しては、女房役としてのサポートを心がける算段。そして先輩たちに対しては積極的に話を聞きに行くことで「たくさん吸収できるようにしていきたい。(これまでのアルバイトと立場が違うので)遠慮せずに。1軍の選手にはどんどん話を聞いてみたいです」と意気込む。

 昨年から2年連続で2軍の春季キャンプにブルペン捕手として参加し、約1カ月“虎の英才教育”を受けたことで二塁送球到達時間1・8秒の強肩へと成長した。1メートル86、88キロの恵まれた体格を生かした、パワフルな打力も持ち合わせる。一日も早くチームに“マッチ”し、開幕1軍、そして正妻の座を狙う。(杉原 瑠夏)

 ◇町田 隼乙(まちだ・はやと)2003年(平15)4月3日生まれ、神奈川県出身の21歳。光明学園相模原では3年夏の神奈川大会初戦の慶応戦に「1番・捕手」で出場し4打数無安打で敗退。BC・埼玉では1年目から正捕手を務め、今季は出場51試合で打率.323、5本塁打。1メートル86、88キロ。右投げ右打ち。

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