メジャーリーグのオーナー会議は21日(日本時間22日)、ニューヨークで閉幕した。3日間の日程の中で、新球場計画が難航しているとされるレイズの本拠地問題、来春のプレシーズン戦で導入予定のストライクゾーンのチャレンジシステムなどが話し合われた。
21日午前中に行われた最後のミーティングを終え、参加したオーナー、エグゼクティブは米東部時間昼頃に帰路へ。レンジャーズのクリス・ヤングGMは「いいミーティングだったよ」と去り際に笑顔をみせた。
今オフ、ロッテからポスティングシステムを通じてメジャー移籍を目論む佐々木朗希投手(23)に関しては前日、マンフレド・コミッショナーが契約は1月15日以降になるという見通しを話したばかり。
ブルージェイズのマーク・シャパイロ球団社長は「彼はすごい投手だ。今言えるのはそれだけだよ。また来月、ウィンターミーティングで会おう」とだけ話して、オーナー会議の会場となったMLBオフィスを後にした。(ニューヨーク・杉浦大介通信員)